マガジンハウスの採用選考について詳しくまとめました【出版社の採用選考集】

マガジンハウスの採用情報・事業内容についてサクッとまとめてみた

本記事でわかること
  1. マガジンハウスの事業内容について
  2. マガジンハウスの採用選考について
本記事について
本記事を書いている僕は都内の出版社で働いています。
出版業界の採用活動を行っていた経験をありのままに記事にしているので、興味のある方はぜひご覧ください。

本記事は出版社の僕が就活した経験を元に書いていますが、もっと情報が欲しい方は無料で利用できる就活ノートがおすすめです。


おすすめポイント
  1. 通過した過去のESが見れます
  2. 選考情報や試験問題が見れます

就活ノートには先輩のリアルな就活エピソード系コラムがあって、特に『コネ0の僕がテレビ局の内定を貰うまで』が面白いです。

同じマスコミ系の就活コラムということもあり選考の雰囲気も似ているので、出版社志望の就活生にはぜひ読んでほしいコラムです。

長くなりましたが、就活は情報戦でもあるので、業界人目線から話す僕の記事と就活ノートを有効に使ってもらうことをおすすめします。

それでは、今回はマガジンハウスの事業内容や採用情報について解説していきたいと思います。

マガジンハウスの事業内容・特徴

マガジンハウスの事業内容・特徴

『an・an』『POPEYE』『Hanako』『BRUTUS』など「真似をされても真似はしない」という独創性を前面に押し出していて、個人的にはいま紙の雑誌でコンテンツだけで戦えるのはマガジンハウスの雑誌くらいなんじゃないかというくらいに濃いコンテンツを生み出している出版社だと思います。

そして、マガジンハウスの出版している『POPEYE』はなんといってもデザインが凝っていて収集癖のある人にはすごく刺さっているのも人気の要因なのかなーと思ったりします。

マガジンハウスの雑誌は内容が独特というかなんというかムック本的な感じを個人的には感じていて、一般的な雑誌のようにトレンドトレンドしていない感じもいいのかな、と。

雑誌の良さはWEBと違って「拡散しない点」が魅力でもあるので、そういったクローズドなマガジンハウスの雑誌に秘められた面白さは本来の雑誌ならではの楽しみ方が体験できるので、「未知の面白さを体験したい」という期待を読者に持たせ続けている点がマガジンハウスの魅力に感じています。

また、雑誌だけではなく書籍の方にも力は入れていて『君たちはどう生きるか』は2018年に発売した本で最も売れたことで有名ですね。その他にも『世界から猫が消えたなら』もベストセラーになっていますね。

定期刊行誌・書籍・電子書籍などに注力しています。

マガジンハウスの刊行物

マガジンハウスの刊行物

女性誌 GINZA
&Premium
Lips
ku:nelan・an
Hanako
クロワッサン
Jane
男性誌 POPEYE
ターザン
BRUTUS
Casa BRUTUS(カーサ ブルータス)

男性誌のPOPEYEはマガジンハウス志望の人の中でも一番志望者が多いので、よほど突き抜けている必要があります。

これは余談ですが、マガジンハウスの人って「ああ、この人マガハっぽいな。」っていう人がいつも採用されているイメージなんですよね笑

ほら、いわゆるシティボーイ的な、ね?

わかる人はわかるはず。

すいません、話が脱線してしまいました。

マガジンハウスでおすすめの書籍

自分が考えて行動することの大切さについて気付かされる本です。

「2018年に一番読まれた本」で人生を見つめ直すきっかけになるのでおすすめです。

これはおじさんには刺さらない内容です笑

個人的には現代の若者にこそ読んでほしい本で、会社に勤めなくてもお金は稼げるしフリーランスという働き方が増えてくる時代。

若者が視野を広くするきっかけとなる1冊です。

ある意味では、働きたくない人が読むべき本でもあるかな。。。

マガジンハウスの採用情報

マガジンハウスの採用情報

マガジンハウスの採用試験について解説していこうかなと思います。

それでは順番に解説していきますね。

マガジンハウス:書類選考

エントリーシートの内容は下記の通り。

質問内容
  1. 当社を志望する理由を教えてください。
  2. 当社のどの部署でどのような仕事がしたいですか。具体的にお書きください。
  3. 10年後の出版界はどうなっていると思いますか?

志望動機はじめオーソドックスなエントリーシートの内容です。

10年後の出版界という質問は他の出版社でもよく聞かれる質問ですが、紙媒体の厳しさを表している質問だな、と僕は個人的に感じています。

なぜなら、出版社としても紙だけでは厳しいので出版業界に新しい風を吹かせるような人材を求めていることを端的に表しているからです。

ぶっちゃけ出版業界にいる身としては出版社ってもはやコンテンツ力があるだけではやっていけない時代になっています。

なので、繰り返しですが新たな風を吹かせるような人材が求められていると感じます。

例えばデジタルの分野で活躍できるような人材であったり、いままでの出版社のイメージとはいい意味で異なる人が求められている転換期にあると思います。

マガジンハウス:筆記試験

筆記試験の内容は下記の通り。

筆記試験
  1. 一般常識・英語
  2. 適性検査
  3. 作文

一般常識は朝日キーワードで対策を行いマガジンハウスの出版物に目を通しておきましょう。

例年300人ほどが筆記試験を受験しており、通過数は60~70人ほどなので倍率は20%くらいですがきちんと対策を行っていない記念受験組がポロポロ落ちるだけなので実質的な倍率はそこまで高くないです。

なので、一般常識は「朝日キーワード」を中心にエンタメ系は年末に出る「日経エンタテインメントのヒット番付」で対策すればOKです。

これで1年のエンタメ業界のトレンドはカバーできます。

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作文は書きなれている必要がありますので、日頃から「起承転結」の型をイメージして書き慣れておく必要があります。

出版社の作文については記事にしているので不安な人は下記をどうぞ。

【出版社の作文対策】予定稿を準備して対策するべき【作文例アリ】【作文対策】実例から学ぶ出版社の作文対策まとめ!

マガジンハウス:1次面接

質問内容は下記の通り。

質問内容
  1. 志望動機
  2. 出版不況についてどう思うか
  3. 学生時代に頑張ったこと
  4. うちでどういう仕事がしたい?

面接官4人との個人面接が行われます。

マガジンハウスは1次面接の時点で総務・課長・編集長・副編集長クラスが出てくるのできちんと心の準備をしていきましょう。

雰囲気に飲まれてしまって言いたいことが言えなかったら後悔が残るはずなので、自分のことを全力で売り込みましょう。

とはいえ、売り込むといっても「あなたがどういう人間であるか」、「どういうことに興味があるのか」を面接官も聞きたいので自然体で臨みましょう。

取り繕っても面接官にはばれてしまいますので、墓穴を掘るリスクを負うくらいなら初めから取り繕わずいくほうがいいです。

ここで人数は20~30人に絞られるので1次面接の通過率は30%ほどです。

マガジンハウス:2次面接

編集長や局長クラス6~7人による個人面接が行われます。

質問内容は志望動機や自己PRなどの基本的なことから再度あなたのことを深堀されます。

なので、「なぜそう思うのか」「なぜやりたいのか」などの面接官から投げかけられる疑問についてあなたなりの答えを用意しておきましょう。

とはいえ、そんなに難しいことではなくあなたがエントリーシートで書いた内容はあなたの経験と紐づいて出てきた思いのはずなので、その思いを面接官にわかりやすく伝えるだけです。

気張らずリラックスして面接に臨みましょう!

大丈夫です。緊張しているのはあなただけではなく周りの就活生も同じのはずです。

マガジンハウス:最終面接

面接官6~7人による個人面接が行われます。

最終面接まで残る人は評価されて最終面接まで呼ばれているので、自信をもちましょう。

最後は縁と運くらいになってくるので、もう一度自分の自己分析を整理しておくくらいしかできることはありません。

もったいないのは緊張して頭が真っ白になってしまって落ちてしまうということです。

なので、焦らず場の雰囲気に飲まれないようにメンタルを鍛えましょうとしかいえません笑

最後になりますが、出版社に就職する際の第一歩はエントリーシートの攻略からです。

出版社のエントリーシートは癖があるものが多いので、特別な経験をしている人しか書けないと考えるのは間違いです。

落ちないエントリーシートは誰にでも書くことができます。

【出版社ES】書き方は経験を語るだけ【通過ESを例に解説します】【出版社ES】落ちないエントリーシートの書き方とは?参考例から基本的な書き方を総まとめ!

出版社の採用について僕の経験を書きました。

必ずしも就職に成功するわけではありませんが、出版社への就職についてのノウハウを限りなく網羅しています。

就活は情報戦なのでもっと情報が欲しい方は無料で利用できる就活ノートがおすすめです。


おすすめポイント
  1. 通過した過去のESが見れます
  2. 選考情報や試験問題が見れます

以上、今回はマガジンハウスの採用情報と事業内容についてサクッと解説しました。

マガジンハウス、もしくは出版社に転職を考えている人はこちらをどうぞ。

出版社に転職成功した時の志望動機・自己PRをテンプレ化しました【出版社転職ガイド】

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