出版社に転職成功した時の志望動機・自己PRをテンプレ化しました【出版社転職ガイド】

ポイント
  1. 志望動機・自己PRの書き方
  2. 志望動機・自己PRを書く方法

この2点について解説していきたいと思います。

本記事について
私は未経験で出版社に転職をして、現在は都内の出版社で働いています。
出版業界の採用活動を行っていた経験をありのままに記事にしているので、興味のある方はぜひご覧ください。
本記事が出版社・マスコミへの転職を考えている人の助けになれればと思います。

この記事を書いている私は出版社に転職で中途入社しています。

出版社 転職 内定

マ〇ナビ転職のメッセージ画面を加工してます。

転職活動中に受けた出版社は2社だけですが、どちらからも内定を頂いており後から聞いた話なのですが、その内の1社は人事の方から聞くと3名の枠に900人の応募があったみたいですので、自慢ではないですが300倍の倍率を突破しています。

出版社のようなマスコミ業界はまだまだ人気の業界ですね笑

本記事の考え方は新卒でも利用できますが、新卒で出版社を受験する人向けの記事は別で解説しているので【出版社ES】落ちないエントリーシートの書き方とは?参考例から基本的な書き方を総まとめ!をどうぞ。

すいません前置きが長くなりました、、、それでは、転職組向けに出版社の面接を効率的に突破するための「志望動機・自己PR」を考えていきます。

また、本記事は過去の自分のように実際に「出版社への転職を本気で考えている人向け」に書いています。

なので少々長いかもしれませんが、5分ほどお時間を割いていただければと思います。

出版社へ転職する際の志望動機・自己PRをテンプレ化した

出版社へ転職する際の志望動機・自己PRはテンプレ化したよ

まず前提として下記の通り。
就職活動では内定をたくさん取る人と内定が取れない人がいます。

新卒での就職活動を振り返ると、早々に企業から内定をゲットしている友達って、他の大手企業からも内定を貰っていたりしませんか?

しかし、内定があるからといって、必ずしもあなたよりもスキルが優れている訳ではありません。

基本的に質問の意図を把握して、それに対して適切に答えて、自己PRに繋げることを意識することで内定はゲットすることができるはずです。

質問に対して適切な答えを返す。

「いや、当然では?」と思っているかもしれませんが、よくよく考えると端的に要点だけを摘まんで会話をしていることってほぼないですよ。

面接の場では「簡潔に説明すること」が求められる

友達との会話を思い出してみてください。

結論がないままだらだらと話していることが多いと思いませんか?

つまり、普段の生活をしていて簡潔に話をしていることはほぼないんですよね。

しかし、面接の時にだらだらと結論を先に言わずに話をしてしまうと「結局何が言いたいの?」と思われるので、要点を伝えられない人だと思われて一発アウトです。

なので、面接では「質問に対して適切な回答をする」ということが必要です。

出版社の「志望動機と自己PR」は作りやすい

出版社に転職する際の志望動機の考え方や自己PRの作り方は簡単です。

どの業界でもそうですが、志望動機は志望する会社のビジョンがどこにあるかを意識することが大切です。

出版社に限って言えば、ビジョンはWEBなどの領域に進出する必要があるのは自明の理なので、そこに焦点を合わせて志望動機を作ればOK。

なぜなら、出版の市場規模は縮小しているからです。

つまり、WEB事業に取り組みたいといった内容の志望動機を作ることが理想になります。

出版社の業界としての課題は長いこと言われている通り、古くからあるビジネスモデルからの脱却です。

出版業界については【出版社に就職するには】出版社の現状と就職するために知るべきことで解説しています。

簡単に言うと、本を作って売っても儲からないので、新しいビジネスモデルを作る必要があります。

つまり、裏を返せばその新しい挑戦への表明をすれば出版社に求められる人材としてアピールが可能です。

そして、近年は出版社はじめマスコミ業界の転職はチャンスと個人的に感じています。

求人サイトのテンプレ(型)は悪くないけど、例文は使えない

求人サイトは志望動機・自己PRの書き方まで教えてくれてるので、すごく便利ですが、そこに載っている例文を使うことはNGです。

なぜなら、人それぞれ生まれてきた環境も、経験、価値観など背景が異なるからです。

それじゃあどうしたらいいの、、という人向けに次からは実際に私が使用したテンプレ(型)を紹介していきますね。

出版社の転職で使えるテンプレ【志望動機と自己PR編】

出版社の転職で使えるテンプレ【志望動機と自己PR編】

基本的にどこの業界でも志望動機と自己PRはセットで聞かれることが多いですが、出版業界もその例に漏れません。

なので、志望動機と自己PRはセットで覚えたほうがいいです。

最初に考えること:質問の意図を読み取る

次の通りです。

ポイント
  1. 志望動機:自社のことを理解しつつ、それがあなたの「働きたい理由」と繋がっているか
  2. 自己PR:自社に価値をもたらす人材なのか?

これが質問の意図になります。

なので、「質問意図を考える→志望動機を考える」というプロセスで志望動機は書くようにしましょう。

それでは、テンプレを使って考えていきましょう。

志望動機のテンプレ

志望動機のポイント
  1. 志望業界に興味を持った理由を自分の経験と絡める
  2. 志望業界であなたが働きたい理由を語る
  3. 志望先の魅力を簡潔に語る
  4. 入社後に何をしたいかを語る

自己PRのテンプレ

自己PRのポイント
  1. 最初に自分の強みを簡潔に語る
  2. 強みが現れた経験と絡める
  3. その強みが志望先の業務に貢献できると証明する

上記の通りです。

それでは具体的な例で解説します。

志望動機をテンプレに沿って解説

まずは志望動機の全文をご紹介します。

志望動機
私はWeb広告代理店でSEMのコンサルタントとして働いていました。
その業務の中でサイト制作を行ったことが、コンテンツ制作に興味をもった経験でした。
具体的には、販売促進のために作成したサイト経由での売上の評判が良く、私が作成したコンテンツでユーザーが商品を購入をするきっかけとなるような新たな価値を与えることができたことからコンテンツ制作の面白さを実感しました。
そして、どうにか私の好きなことがそのまま仕事にならないか。
こんなにも単純なことが編集者を目指すきっかけになりました。
ふと休日の自分を振り返ると、ファッション雑誌を買ってはページを読み漁る私がいた。
学生の頃から変わらない自分の時間をゆっくり味わう、日々の悩みやストレスを解消する私にとっての大切な時間だ。
雑誌の中から気になる服やお店、企画を見つけると、誰と行こう、何をしようかなど、雑誌を起点に楽しみが広がっていく。
そんな雑誌の魅力を伝え、読者がページを開くたびにワクワクする雑誌を作りたい。
また、本の魅力を伝え、読者にワクワクを届けるための接点を紙の媒体だけに留まらず伝えたい。
具体的には、紙の媒体だけではなくWEBメディアなどに携わり、読者にワクワクを届けるための接点を増やしたいと思っており、それが実現できる貴社の出版社の枠に留まらない環境に魅力を感じています。

解説①:志望業界に興味を持った理由を自分の経験と絡める

出版社に限らず、職を変える時にはなぜこの業界or職種に興味を持ったかということを明示する必要があります。

出版社に転職を考えている人は現在の業務内容から棚卸しをすると理由が見つかりやすいと思います。

解説②:志望業界であなたが働きたい理由を語る

志望業界であなたが働きたい理由を経験談と絡めて語りましょう。

ここは素直になぜ志望業界で私が働きたいのかを「熱く」語りましょう。

出版社をはじめマスコミ業界の志望動機は少しくらいはエッセイ風になっても問題ないです。逆にそのほうが個人的には通過しやすいと思います。

具体的には、紙の媒体だけではなくWEBメディアなどに携わり、読者にワクワクを届けるための接点を増やしたいと思っており、それが実現できる、貴社の出版社の枠に留まらない環境に魅力を感じています。

解説③:志望先の魅力を簡潔に語る/④入社後に何をしたいかを語る

志望先の経営ビジョンを読み取り、そこで実現したいことを述べることが大切です。

この点は実際に志望動機の最後(太文字部分)で表明しています。

自己PRをテンプレに沿って解説

まずは自己PRの全文をご紹介します。

自己PR
私の長所は目標を立て、それを達成するために段階を踏んで取り組むことができる点です。
私が新卒でWebの広告代理店で働き始めてから最初の3か月はなかなか自分の担当案件を持たせてもらうことができませんでした。
理由として、業務の理解度が浅く、円滑にクライアントとのコミュニケーションが取れないことが原因でした。
そこで私は、お客様に説明ができるように業務の理解度を深める必要があると考え、Google Adwords認定資格を取得するという目標を立てて注力しました。
その結果、入社して4か月目で資格を取得するに至りました。そして、いまでは年間予算1億円もの案件を持つようになりました。
この経験から、困難なことがあったとしても、目標を立てて段階を踏んで取り組んでいきたいと考えています。

私の長所は目標を立て、それを達成するために段階を踏んで取り組むことができる点です。

解説①:最初に自分の強みを簡潔に語る

だらだらと言ってしまうと言いたいことがブレてしまいがちなので、先に明示しておきましょう。

解説②:強みが現れた経験と絡める

仕事をしていると誰しも辛い経験があると思います。

そこでの辛かった経験をどのように乗り越えたか、という流れで語るといいと思います。

解説③:その強みが志望企業の業務に貢献できると証明する

具体的な数字を用いて語ると説得力が出ます。

こんな感じで具体例は以上です。

実際にこれくらいの質であれば受かると思います。

なぜなら、具体例は私が実際に使用して内定を取った時のものだからです笑

内定したのは結果論だ、と言われるかもしれませんが1つの成功例として参考にする価値はあると思いますので、志望動機・自己PRのテンプレと具体例を見比べつつ、じっくり学んでみてください。

ということで、志望動機・自己PRのテンプレについて解説しました。

理解したらすぐ行動しよう

理解したらすぐ行動しよう

ここまで記事を読んで頂いてありがとうございます。

本記事はあなたの直接的な解決をしてくれるわけではありません。

実際に「手を動かす」のはあなたです。

もう一度、テンプレを書きますね。

志望動機のテンプレ

志望動機のポイント
  1. 志望業界に興味を持った理由を自分の経験と絡める
  2. 志望業界であなたが働きたい理由を語る
  3. 志望先の魅力を簡潔に語る
  4. 入社後に何をしたいかを語る

自己PRのテンプレ

自己PRのポイント
  1. 最初に自分の強みを簡潔に語る
  2. 強みが現れた経験と絡める
  3. その強みが志望先の業務に貢献できると証明する

注意点:もちろん正解はないです

当たり前ですが、私が書いたテンプレ通りに書いたから正解というものでもありません。

まずは「志望動機・自己PRの型を覚える→行動」です。

行動しなかったらスタートにも立てません。

転職活動は「動く→考える」が基本

転職では平均で3ヵ月~半年くらいかかると言われています。

なので、動き出すタイミングは、「仕事を辞める前」です。仕事をしつつの転職活動はシンドイと思いますが、収入がなくなってから探すよりはマシですよ。

ちなみに私は4か月フリーターしていたので、無収入で転職活動していました。

マジでおすすめしないので、まずは転職サイト・転職エージェントに無料登録だけでもしておくべき。

そして気になる求人に目星をつけておくだけでもいいじゃないですか。

動かないと進むことはできませんし、動き出した人からチャンスを手にしますよ。

おすすめのサイト
  1. 広告・Web・マスコミの転職ならマスメディアンがおすすめです。
  2. 大手のリクナビNEXTは案件が豊富です。もちろん無料なのでこちらに登録だけでもしておきましょう。
  3. リクルートエージェントは少し転職が不安だなと思っている人におすすめです。

私も過去に出版社に転職活動をしていた1人なので、そんな過去の自分と同じ悩みを持つ人に私なりに精一杯の手助けをしたつもりです。

これから出版社の転職を考えている人に良い転職活動が待っていることを祈っています。

 

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