【出版社年収まとめ】光文社の年収を算出してました

本記事は上記について解説していきたいと思います。

今回は光文社の年収について少しお話ししたいなと思います。

本記事を書いている僕は都内の出版社で働いています。

一応は同業なのと、実際に口コミサイトなどのデータも交えつつ解説をするので年収についての信頼性に繋がるはずです。

ちなみに光文社は新卒採用で受けたことがあるんですが、最終面接で落とされました笑

記事にしていますので、お時間がある人は光文社の採用選考について詳しくまとめました【出版社の採用選考集】をどうぞ。

すいません、話が少し脱線してしまいました。

本記事では、下記の内容を解説します。

光文社の想定年収

※初任給と日本企業の昇給率（1.5%）を基準に試算。
※賞与（ボーナス）は年1回の月収×3か月分で試算。
※月給制のため年収予想は（月収×12か月分）＋賞与で試算。
※手当は残業代を仮で一律10万としています。

光文社の年収は上記の通りでして日本の平均昇給率や賃金カーブを適用した大体の予想年収になります。

実際の社員の口コミ

実際の社員の年収口コミは下記の通り。

【社員の口コミ】
基本給は年齢給。年を取れば自動的に給料は上がっていく。だが、能率給の割合は小さい。賞与も経営が悪化した数年前に比べて、もらえている。
マスコミ企業の大半がそうであるように、残業や休日出勤、時間外労働が非常に多い。だが、そうでもしなければ仕事が片づけられない。
女性誌など部署によっては女性の管理職が多い。男女に関係なく実力本位なので出世に障害はない。
参考：VORKERS

独自に算出した年収モデルと照らし合わせると少し年収は大目に貰えているみたいです。

編集職は残業代によって年収にブレが生じるので残業手当分の乖離が出ていると思います。

なぜなら、光文社は2010年に経営悪化による大規模なリストラを行っているので、給与・賞与の削減を行って給与体系の大幅な見直しがされています。

なので、年収に響く要素としては、残業手当しかないかなと。

ちなみに2010年以前の光文社は平均年収1,100万だったということがわかっています。そこから人件費削減の結果800万ほどに年収が下がっています。

上記の通りでして、昇給に関しては年功序列のようですが、能力給などのインセンティブなどはあまり充実はしていないようです。

そして、出版社はじめマスコミ業界は基本的には忙しく残業が発生しがちです。

私も出版業界の端くれとしてわかるのですが、編集は締め切りとの戦いなので仕事に追われる日々です。

しかし、本から得られる読者の反応を感じるのでやりがいがある仕事です。

また、光文社の特徴といえば女性誌が元気ということもあり女性が働きやすい環境ですね。

基本的に出版社の年収は高すぎるので、同年代の年収としては参考にならないと思います。

ちなみに自分の適正な年収が知りたいと思った人はMIIDASで適正な年収を知ってみるといいですよ。

MIIDASだと無料で自分の市場価値がわかりますので、気になる人はチェックしましょう。

光文社の新卒の年収

※残業手当は一律10万で試算しています。

光文社の大卒基本給は￥254,600でして手当も時間外手当、通勤手当、扶養親族手当、社保手当と手厚いですね。

基本給にその他手当が加算されていくといった感じでしょうか。

ちなみに年代別の平均年収（doda調べ）は20代が346万、30代が452万ということなので平均よりは全然上ですね。

ぶっちゃけ出版社が高給取りというのは間違いないですが、残業手当が出ているからでして、普通に働いた場合はそこまで一般企業と変わらないはずです。

しかし、出版社で働いている人は何かしらのコンテンツを作り出すことにやりがいを見出している人が多いので、残業に関してはそこまで抵抗がある人はいない業界なのかなとは思います。

なので、出版業界で普通に働けば必然的に年収が上がりやすいかと。

年収以外からみる光文社

光文社の年収について解説してきましたが、その年収を支える光文社の事業内容って気になりませんか。

なので、ここからは少し年収以外の側面から光文社をみていきましょう。

事業内容

代表的な刊行物としてはファッション誌の「JJ」「CLASSY.」「VERY」などで、週刊誌の「FLASH」も光文社は出版しています。また、全体的な出版物を見ると女性誌、週刊誌、書籍等を刊行していて総合出版社としてコンテンツを制作しています。

近年では雑誌の売上が落ちている中でも、ターゲット層の引き上げや面白い特集が読者にウケて出版不況という中でも健闘している印象があります。

主な刊行物

上記が主に光文社が刊行している出版物になります。

一時期の経営悪化によってリストラもありましたが、近年は女性誌の好調なのと、出版業界はもともとの給与水準が高いので、一般企業に勤めるよりも年収は高いですね。

ということで、出版社は華やかな仕事と高給取りなので、少し興味が出てきた人もいるのではないでしょうか。

とはいえ、出版業界はそうそう簡単に就職できる業界でもありません。。。

出版業界は採用方法がとても独特でして、それに合わせた対策が必要になります。

もし出版社に就職したいと思った人のために少し解説しますね。

出版社就職の第一歩

もしも出版社に興味が出た方にアドバイスをすると就職するための第一歩はエントリーシートの攻略からです。

出版社のエントリーシートは癖があるものが多いので、特別な経験をしている人しか書けないと考えるのは間違いです。

落ちないエントリーシートは誰にでも書くことができます。

【出版社ES】落ちないエントリーシートの書き方とは？参考例から基本的な書き方を総まとめ！

ちなみに光文社は中途採用もたまに行っているので、出版社に転職をしてみたいなと思った方はこちらをどうぞ。

出版社に転職成功した時の志望動機・自己PRをテンプレ化しました【出版社転職ガイド】

光文社の年収記事まとめ

それでは光文社の年収について解説しましたが、参考になりましたら幸いです。

また、出版社に興味が出た人はぜひ出版業界でお待ちしております。

それでは、今回は以上です。

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