- 小学館の事業内容について
- 小学館の採用選考について
今回はこの2点について解説していきたいと思います。
出版業界の採用活動を行っていた経験をありのままに記事にしているので、興味のある方はぜひご覧ください。
実際に僕も小学館の採用試験は受験したことがありますが、年度が変わると内容も少し変化しますので参考程度に読んでいただければと思います。
もっと多くの情報が欲しい方は無料で利用できる就活ノートがおすすめです。
- 通過した過去のESが見れます
- 選考情報や試験問題が見れます
就活ノートには先輩のリアルな就活エピソード系コラムがあって、特に『コネ0の僕がテレビ局の内定を貰うまで』が面白いです。
同じマスコミ系の就活コラムということもあり選考の雰囲気も似ているので、出版社志望の就活生にはぜひ読んでほしいコラムです。
長くなりましたが、就活は情報戦でもあるので、業界人目線から話す僕の記事と就活ノートを有効に使ってもらうことをおすすめします。
それでは、今回は集英社の事業内容や採用情報について解説していきたいと思います。
それでは小学館の採用試験についてサクッと解説していきますね。
本記事では、下記の内容を解説します。
小学館の採用情報
小学館の採用試験について解説していこうと思います。
まずは書類選考から順番に解説していきますね。
小学館:書類選考
エントリーシートの内容は下記の通り。
志望職種、働きたい理由は必ず聞かれることですが、それ以外は毎年質問が異なっていたりします。
- 次の中から第1志望と第2志望の部門・職種を選び、あなたがその部門・職種を選んだ理由を説明してください。
(第1志望と第2志望の部門は同じでもかまいませんが、職種は変えてください)
第1志望の部門・職種
理由
第2志望の部門・職種
理由 - あなたが出版社で働きたい理由をお書きください。
- 小社発行の雑誌・書籍に対する意見・感想をお書きください。
出版物名
意見・感想 - 大学時代にのめり込んだことを、具体的なエピソードを盛り込みながらご紹介ください。
- あなたの人生に影響を与えた本の作品名と著者名、その本を他人に紹介する紹介文をお書きください。
①作品名/著者/名推薦文
②作品名/著者/推薦文 - 注目する人物とインタビューで聞いてみたいことをお書きください。
①人名/人物紹介/インタビュー内容
②人名/人物紹介/インタビュー内容 - あなたの「デジタル力」「体力」を10点満点で自己採点し、その理由を教えてください。
デジタル力/理由
体力/理由 - 小社での新雑誌企画を考えてください。
タイトル
ジャンル及び内容 - 出版業界以外に志望する進路があればお書きください。また、そこで成し遂げたいことも教えてください。
志望する進路
成し遂げたいこと - 課題作文
「時間を忘れた瞬間」(800字)
小学館:筆記試験
書類選考を通過すると筆記試験を受けることになります。
僕が受験した時の小学館の筆記試験の会場は有明TOCだったはず。
記憶ではだいたい会場には1,000人強くらいの人数がいるかなーという感じでした。
筆記試験の内容は下記の通り。
- 一般常識
- 適性検査
- クリエイティブ問題
それでは、それぞれどのような問題になっているか見ていきましょう。
- ポケモンの映画は何周年か
- 恩田陸が直木賞にノミネートされた回数
- ケニア・ナイロビの位置
- 週刊サンデーが売り切れた理由
- 星野源のプロフィールについて etc…
一般常識はマークシート方式になっていて、断言できるのは小学館に関する話題は必ず押さえておく必要があり、ここは比較的落としてはいけない問題ということですね。
上の句「愛菜ちゃんが」「母の日に」「課金せず」「ひよっこの」
中の句「野獣のように」「ポテト不作で」「鉄旅ブーム」
下の句「2万円」「インスタで」「パクチスト」「ゲス辞任」
作り置き(あ行)
エンブレム(か行)
人工知能(さ行)
民進党(た行)
トランプ(は行)
小学館のクリエイティブテストは作文ではなく、一語の語句が指定された上で川柳やアイウエオ作文どちらかの形式になります。
基本的には指定される語句は時事から引っ張ってくるものが多いので、ニュースをWEBや新聞など媒体はなんでもいいですので、自分が使いやすいと思うものでカバーしておきましょう。
個人的には朝日キーワードで対策をしてました。
参考書はぶっちゃけどれも扱う事柄は変わらないので好きなものを選べばOKです。
小学館:1次面接
面接官2人による個人面接で、時間はたしか20分ほどでした。
質問内容は下記の通り。
- 志望動機
- 好きな本
- 好きなドラマ
- 漫画は読むか
- 電子書籍は使っているか
- 漫画編集に興味があるか
- いままで読んだ漫画の中で一番印象的な主人公とその理由について
面接では編集者によって聞かれることが偏ってしまうこともあります。
例えば、書籍志望でもコミック、雑誌とすべての部門においてある程度対策というか考えをまとめておいた方がいいですね。
具体的には志望職種以外に興味あるかということが聞かれがちなので、そこは押さえておきましょう。
小学館:2次面接・筆記試験
筆記試験は三題噺とクリエイティブテストが出題されます。実際に与えられるテーマは下記の通り。
- 「M2M・ふわふわ・公私混同」
- 「かくかく・快刀乱麻・神発言」
- 「身長が7センチになった時にできる人助けを10個以上あげよ」
- 「カレーライスの別名を考える」
- 「本の一部を抜粋した原稿を要約し書評を書く」
三題噺は予定稿を作っておいて対策を行えばOKです。
しかし、クリエイティブテストはぶっつけ本番感があるのでできるだけ自分の想像力を膨らませるためにいろいろなエンタメに触れるくらいしか僕にはアドバイスができないです笑
三題噺は与えられたキーワードを予定稿にぶち込む形でOKで、下記の記事で解説しているのでぜひご覧ください。
そして、2次面接は面接官が3人による個人面接でして内容は下記の通り。
- 志望動機
- 最近注目の作家は
- 最近読んだ本で面白かったものは
- 電子書籍は読むか
- 雑誌は何を読むか
- 普段友達となにをしているか
- 友達にどんな人って言われるか
- お気に入りの服
- どこで服を買うか
小学館:3次&4次面接
3次面接では適性検査が4次面接では健康診断が行われます。
この時点で聞かれる質問はぶっちゃけそこまで変わらないです。
一応、参考としては下記の通り。
- 今までに失敗した経験はあるか
- 普段電子書籍を使うか
- どんな本が好きか
- 好きな作家は誰か
- 好きな雑誌
- 逆質問
上記の通り小学館の採用試験は面接回数が多いことが特徴でして3次面接までは初めて聞かれる質問ばかりですが、4回目にもなるとさすがに質問が重複してくるのでそこまで緊張はしないはずでして、一番のアドバイスは落ち着いて会話をすることに尽きますね。
小学館:最終面接
小学館の採用試験は5回ほど面接がありまして、最終面接は集団面接と個人面接が1回ずつあります。
質問内容に関してはほぼ変わることはないので、いままでの選考の内容を頭の中で整理して整合性が保てるようにしておくくらいで十分かなと。
出版社就職の第一歩
最後になりますが、出版社に就職する際の第一歩はエントリーシートの攻略からです。
出版社のエントリーシートは癖があるものが多いので、特別な経験をしている人しか書けないと考えるのは間違いです。
落ちないエントリーシートは誰にでも書くことができます。
就活は情報戦なのでもっと情報が欲しい方は無料で利用できる就活ノートがおすすめです。
- 通過した過去のESが見れます
- 選考情報や試験問題が見れます
出版社は中途採用もたまに行っているので、出版社に就職を考えている人はこちらをどうぞ。
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