- 主婦と生活社の事業内容について
- 主婦と生活社の採用選考について
今回はこの2点について解説していきたいと思います。
出版業界の採用活動を行っていた経験をありのままに記事にしているので、興味のある方はぜひご覧ください。
本記事は出版社の僕が就活した経験を元に書いていますが、もっと情報が欲しい方は無料で利用できる就活ノートがおすすめです。
- 通過した過去のESが見れます
- 選考情報や試験問題が見れます
就活ノートには先輩のリアルな就活エピソード系コラムがあって、特に『コネ0の僕がテレビ局の内定を貰うまで』が面白いです。
同じマスコミ系の就活コラムということもあり選考の雰囲気も似ているので、出版社志望の就活生にはぜひ読んでほしいコラムです。
長くなりましたが、就活は情報戦でもあるので、業界人目線から話す僕の記事と就活ノートを有効に使ってもらうことをおすすめします。
それでは、今回は主婦と生活社の事業内容や採用情報について解説していきたいと思います。
主婦と生活社の事業内容・特徴
『週刊女性』『JUNON』『ar』『CHANTO』などの雑誌を出版していることで有名で、社名の通り女性向けの雑誌が多く、ファッション・美容・インテリア・ライフスタイル誌を多く出版しています。
一方で、『LEON』などの男性誌は「ちょいわるおやじ」などのブームを作ったことでも有名です。その他にもキャラクター本から芸能、ビジネス書などの一般書も刊行しています。
主婦と生活社の主な刊行物
主婦と生活社の主な出版物は下記の通りで、女性週刊誌のさきがけの『週刊女性』のほか幅広く出版事業を行っています。
主な雑誌・メディア | 週刊女性 週刊女性PRIME(ニュースサイト) JUNON:月刊 華流スターNOW(別冊JUNON) Come home! :季刊 CHANTO:月刊 私のカントリー:季刊 コットンタイム:偶数月 ナチュリラ:季刊 ar:月刊 LEON:月刊 PASH!:アニメ雑誌、月刊 ね〜ね〜:奇数月 ひとり暮らしをとことん楽しむ!:季刊 |
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ムック本 | 美しい部屋 ZAKKA BOOK 暮らしのおへそ |
主婦と生活社の採用情報
主婦と生活社の採用試験について解説していこうかなと思います。
それでは順番に解説していきますね。
主婦と生活社:書類選考
まずは実際に僕が受験した時のエントリーシートをご覧ください。
- 志望動機(5行)
「出版不況」といわれる今、なぜ出版業界なのか、その中でなぜ主婦と生活社なのか - 志望職種
上記職種を志望する理由、そこでどのような仕事をやってみたいか(6行)
(雑誌名・部門名等も含め具体的に) - 趣味・特技・資格
- 学生時代に注力したこと・その成果
- 自分自身を表すのに適したキャッチコピーをつけ、その理由を解説する形で自己紹介をしてください(5行)
キャッチコピー:
その理由 - 今、あなたがインタビューしたい人(故人除く)とそのテーマをランキング形式でベスト3まで挙げてください(1行)
- あなたが「もっとも腹立たしさを感じる瞬間」について、具体的に教えてください(5行)
- 当社の刊行物(雑誌・ムック・書籍)を1誌(1冊)選び、良い点・要改善点の両面から具体的に批評してください(5行)
- 当社で叶えたい「あなたの夢と野望」を教えてください(6行)
- 課題作文:私を見舞った「衝撃の出来事」(500字)
エントリーシートはあまり量が多くありませんので、サラッと書ききれると思いますが、逆に要点をまとめて記入しないといけないので少し苦労するかもしれないです。
ちなみに主婦と生活社は会社説明会があるのですが、参加しなくても選考に影響しないと言われた記憶がありますが無難に参加しておくことをおすすめします。
主婦と生活社:筆記試験
主婦と生活社の採用試験の筆記試験について解説していきますね。
具体的な出題内容は下記の通り。
- 一般常識
- クリエイティブ作文
- 三題噺(1,200文字:60分)
2017年度「不倫・トランプ・水素水」
三題噺は予定稿を作っておいて与えられたキーワードを予定稿にぶち込む方法で対策すればOKです。
一般常識は「朝日キーワード」で対策しておけば問題ないです。
主婦と生活社:1次面接
1次面接は編集長・部長クラスの面接官3人との個人面接が行われます。
質問内容は下記の通り。
- 志望動機
- 自己PR
- その他エントリーシートに沿った内容
この段階で45人くらいから15人くらいまで絞られます。
僕の場合は会社説明会で話していた社員の1人と当たったので、アドバイスとしては説明会の段階で出てくる社員が日々どのような業務をしているか説明会の後の質問タイムで聞いておいた方がいいかもしれないです。
ちなみに主婦と生活社の採用フローで面白い点がありまして、実は面接を通過した人との社員交流会という食事会が開かれてました。
これは主婦と生活社が採用において受験者とのミスマッチを防ぎたいという思いが感じられるいい取り組みだと思います。
主婦と生活社:2次面接
役員5人による個人面接が行われます。
私服で受験してもOKと言われたような気がします。
質問の内容は下記の通り。
- 志望動機
- 主婦と生活社に入ってやりたいこと
- 体力はあるか
基本的な内容を終始聞かれた気がします。
ここで15人くらいから半分まで人数が減らされます。
ちなみに個人的には出版社などのマスコミ系の面接は服装は私服で言っても問題はないと思っています。
実際に僕は出版社の面接でスーツで受けに行ったことはないです笑
なぜなら、あえて私服で行くことで話のきっかけにもなりやすいのと変に畏まって緊張しないと思ったからです。
なので、私服で面接に臨むことが自分にとってメリットだと思うのであれば、私服でもスーツでも何でもいいと思います。
とはいえ、なかなか私服で行くのもハードルが高いと思っている人が多いと思います。
業界人の僕がポジショントークすると、出版社は金融などの固めの業界と比べて懐が深いので全く問題ないです。
あと注意する点として、一応は面接なので少しはきれい目な格好で行った方がいいとは思います。
主婦と生活社:最終面接
社長と採用担当者の面接官3人による個人面接が行われます。
役員が個人面接を行うので、少し緊張してしまうと思いますが最終面接まで残る人は評価されて最終面接まで呼ばれているので自信をもちましょう。
ぶっちゃけ最後は縁と運くらいになってくるので、もう一度自分の自己分析を整理しておくくらいしかできることはありません。
緊張するような後悔するような落ち方をしてしまうということです。
なので、焦らず場の雰囲気に飲まれないようにということだけアドバイスです。
最後になりますが、出版社に就職する際の第一歩はエントリーシートの攻略からです。
出版社のエントリーシートは癖があるものが多いので、特別な経験をしている人しか書けないと考えるのは間違いです。
落ちないエントリーシートは誰にでも書くことができます。
出版社に興味が出た人は、ぜひ出版業界でお待ちしております。
就活は情報戦なのでもっと情報が欲しい方は就活ノートがおすすめです。
- 通過した過去のESが見れます
- 選考情報や試験問題が見れます
以上、本記事では主婦と生活社の採用情報と事業内容についてサクッと解説しました。
主婦と生活社はたまに中途採用も行っているので、出版社に就職を考えている人はこちらをどうぞ。
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