朝日新聞出版の採用選考について詳しくまとめました【出版社の採用選考集】

朝日新聞出版の採用情報・事業内容についてサクッとまとめてみた

本記事でわかること
  1. 朝日新聞出版の事業内容について
  2. 朝日新聞出版の採用選考について
本記事について
本記事を書いている僕は都内の出版社で働いています。
出版業界の採用活動を行っていた経験をありのままに記事にしているので、興味のある方はぜひご覧ください。

本記事は出版社の僕が就活した経験を元に書いていますが、もっと情報が欲しい方は就活ノートがおすすめです。


おすすめポイント
  1. 通過した過去のESが見れます
  2. 選考情報や試験問題が見れます

就活ノートには先輩のリアルな就活エピソード系コラムがあって、特に『コネ0の僕がテレビ局の内定を貰うまで』が面白いです。

同じマスコミ系の就活コラムということもあり選考の雰囲気も似ているので、出版社志望の就活生にはぜひ読んでほしいコラムです。

長くなりましたが、就活は情報戦でもあるので、業界人目線から話す僕の記事と就活ノートを有効に使ってもらうことをおすすめします。

それでは、今回は朝日新聞出版の事業内容や採用情報について解説していきたいと思います。

朝日新聞出版の事業内容・特徴

朝日新聞出版の事業内容・特徴

朝日新聞出版は2008年に社名の通り朝日新聞の出版部門が独立した出版社です。比較的出版業界の中では社歴の浅い出版社です。

とはいえ、140年近い朝日新聞社の出版文化を色濃く受け継いでいます。

ちなみに朝日新聞出版が刊行している『週刊朝日』は現在発行されている週刊誌の中では最も古い雑誌でして、あと『アサヒカメラ』もカメラに特化した老舗雑誌として有名です。

個人的には朝日新聞出版の雑誌はあまり読まないのですが、『AERA』だけはたまーに読んでいます。

ターゲット層としてはビジネスマンといったところです。

書籍に関しても幅広く出版活動を行っており、文芸・ノンフィクション・コミックなどが挙げられます。

近年のヒットシリーズは子供向けの科学漫画『サバイバルシリーズ』があります。

電子書籍分野に関しては大体の電子書店の売り上げトップ10に入っていて、WEBメディアの「AERA dot.」では『週刊朝日』『AERA』などの記事を配信しています。

朝日新聞出版の刊行物

雑誌・定期刊行物 週刊朝日
AERA
ジュニアエラ
AERA STYLE MAGAZINE
AERA with Kids
週刊分冊シリーズ
小説トリッパー
アサヒカメラ
みんなの漢字
朝日新聞縮刷版(発行元は朝日新聞社)
SesameHONKOWA
Nemuki+

朝日新聞出版の採用情報

朝日新聞出版の採用情報

朝日新聞出版の採用試験について解説していこうかなと思います。

それでは順番に解説していきますね。

書類選考

エントリーシートの内容は下記の通り。
基本的な志望動機から志望職種の選択などがあり、オーソドックスなエントリーシートの内容です。

質問内容
  1. 朝日新聞出版を志望する理由はなんですか。
  2. 朝日新聞出版で将来、どんな仕事をして見たいですか。
  3. どの職種に関心がありますか。番号を丸で囲んでください。(複数選択可)
    1.編集 2.営業(販売・広告) 3.その他
  4. 志望職種の動機
  5. 会社を選ぶときに重視する点と理由
  6. 弊社の本で馴染みがある出版物とその理由

朝日新聞出版:1次面接・筆記試験

若手・中堅の現場レベルの面接官2人との個別面接が行われます。

質問内容などは下記の通り。

面接内容 エントリーシートに沿った内容
好きな本はどういうジャンルか
筆記試験・作文 一般常識(短答問題が約80問)
作文「最近気になったニュース」

朝日新聞出版は1次面接では個人面接が行われます。

作文に関しては早い段階から練習を行うことをおすすめします。

なぜなら、作文にはある程度の決まった構成(起承転結)があるので日頃から練習しておきましょう。

そして、筆記試験では一般常識が出題され、内容は時事問題中心の短答形式でして、対策は
朝日新聞出版から出ている「朝日キーワード」で対策をするだけでOKです。

基本的に他の出版社の筆記試験の対策もこれ1冊だけで問題ないです。

なぜなら、筆記対策本はいくつも出ていますが、基本的にどこの本も扱う時事にそこまで差はありません。

なので、結論としてはどれか1冊参考書をやり込めば大丈夫です。

一応、個人的に使っていたこともあるので朝日キーワードがおすすめです。

朝日新聞出版:2次面接

面接官3人との個人面接が行われます。質問内容は下記の通り。

質問内容
  1. 新聞社は受けているか
  2. 出版不況についてどんな本を作りたいか
  3. 自分の中で編集者に向いていると思うところは

新聞社を受けているかというのは朝日新聞社が母体の朝日新聞出版ならではの質問ですね。

確かに出版社は受けるのに新聞社は受けていないといった場合に理由が聞きたくなってしまいますね。

なぜなら、新聞社と出版社を志望する際にどういった点で区別しているのかだたり、志望度の高さを知りたいという意図があるかもしれません。

なので、自己分析を再度きちんとしておく必要があります。

朝日新聞出版:最終面接

面接官6~7人による個人面接が行われます。
面接内容は下記の通り。

質問内容
  1. 志望動機
  2. どんな本を読むか

最終面接まで残る人は評価されて最終面接まで呼ばれているので、自信をもってアピールしましょう。

最後は縁と運くらいになってくるので、もう一度自分の自己分析を整理しておくくらいしかできることはありません。

なので、焦らず場の雰囲気に飲まれないようにメンタルを鍛えておきましょう。

最後になりますが、出版社に就職する際の第一歩はエントリーシートの攻略からです。

出版社のエントリーシートは癖があるものが多いので、特別な経験をしている人しか書けないと考えるのは間違いです。

落ちないエントリーシートは誰にでも書くことができます。

【出版社ES】書き方は経験を語るだけ【通過ESを例に解説します】【出版社ES】落ちないエントリーシートの書き方とは?参考例から基本的な書き方を総まとめ!

出版社の採用について僕の経験を書きました。

必ずしも就職に成功するわけではありませんが、出版社への就職についてのノウハウを限りなく網羅しているので、参考になるはずです。

就活は情報戦なのでもっと情報が欲しい方は就活ノートがおすすめです。


おすすめポイント
  1. 通過した過去のESが見れます
  2. 選考情報や試験問題が見れます

以上、今回は朝日新聞出版の採用情報と事業内容についてサクッと解説しました。

朝日新聞出版、もしくは出版社に転職を考えている人はこちらをどうぞ。

出版社に転職成功した時の志望動機・自己PRをテンプレ化しました【出版社転職ガイド】

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