【初めてうさぎを飼う方向け】初期費用と毎月の費用をご紹介します

うさぎを飼いたい人「うさぎを飼いたいなぁ。でも実際に飼う時にかかる費用ってどれくらいなんだろう。」

こういった疑問を持っている方に、うさぎを飼う時の初期費用や飼ってからの毎月の費用についてまとめました。

これからうさぎを飼いたいと思っている人はぜひご覧ください。
僕は大学生の頃からうさぎを飼育しているので飼い主目線でのお話ができると思います。

本記事では、下記の内容を解説します。

うさぎを飼う前の知識(種類、食べ物、トイレ、臭いと音)

うさぎを飼う前の知識(種類、食べ物、トイレ、臭いと音)

うさぎの種類

うさぎの種類はとても多いです。
ペットショップで売られている品種はネザーランドドワーフとホーランドロップの2種類が多いんじゃないでしょうか。

ネザーランドドワーフ

ネザーランドドワーフ

僕が飼っているネザーランドドワーフのらるふです。(赤ちゃんの頃)

うさぎの中でも小さい品種となります。これは誰もが見たことのあるうさぎの種類ではないでしょうか。
特徴としては、小さな体をしていて好奇心が強く、活発な子たちが多いうさぎですね。
大人になっても体長は30cm弱、体重は1キロ前後までにしかならないので、賃貸アパート、マンションで一人暮らしをしていても飼いやすいです。

ホーランドロップ

たれ耳が特徴のかわいいうさぎですね。
体重はネザーランドドワーフとは違って少し大きくなるうさぎです。
僕は飼ったことはないのですが、飼い主にベタベタくっついて甘える癒し系のうさぎですね。

食べ物:ペレット、牧草、野菜

うさぎを飼うのであれば、どういう物を食べるのかという情報もしておく必要があります。
基本的には、うさぎにあげる食べ物はうさぎ用フードのペレットと牧草(チモシー)がメインです。

小学校とかで飼われていたうさぎは野菜をあげているイメージがあるかもしれませんが、実際に家で飼う時は毎日あげるのではなく、たまにあげるおやつ程度の認識でOKです。

常に牧草(チモシー)は好きなだけ食べれるようにしてあげましょう。
そして、ペレットは朝と夜の2回、体重の3%が目安でしょうか。

下記で赤ちゃんうさぎ、大人のうさぎとそれぞれ年齢に合ったエサの選び方をまとめています。

https://tamablog.tokyo/food-for-rabbit/

✓食べさせてはダメなもの

普通に考えてこれらをあげる人はいないと思いますが、犬や猫とかと同じくネギ、ジャガイモ、イモ、チョコレートとかですね。

そして、野菜ならOKでしょ?と思われるかもしれませんが、キャベツ、レタスなどの水分が多い野菜はお腹を壊して下痢しちゃうこともあります。
あげるとしてもほんの少しだけの方がいいですね。

トイレ

うさぎはトイレを覚えるので幼い頃にしつけた方がいいです。
決まった場所でトイレをする習性があるので、おしっこの臭いが付いたティッシュなどをトイレに入れておくとすぐに覚えてくれます!

プラスチック製、陶器の素材や三角形、四角形の形状など、素材と形状色々なものがありますので、それぞれのうさぎに合った商品を選ぶといいと思います。
こういった、トイレの用品などに限らずうさぎさんに合ったものを試していくこともうさぎを飼うことの醍醐味だと思います。

ちなみに僕が使っているうさぎのトイレ用品は金網タイプのもので、中には消臭作用のあるトイレ砂を入れています。
これだと掃除の際にトイレにポイっと簡単に捨ててしまえるのでオススメです。
トイレ砂以外にもペットシートをトイレの形状に合わせて折り畳んで使用する方法もありますが、掃除がめんどくさいのと砂と比べて臭います。

シートだと流すことができないので手間と快適さを考えるとトイレ砂一択です。

臭いと音

うさぎを飼う時だけに限らずペットを飼うとなると臭いが気になったりすると思います。

実はうさぎはあまり知られていないかもしれませんが、うさぎ自体は全く臭いません。
なぜなら、うさぎは自然界では狩られる側なので臭いがキツイと天敵にバレやすくなります。
そういったことから、うさぎ自体はほぼ無臭です。

うんちはコロコロしたものをしますがそれも牧草の臭いなのでそこまで臭くないです。
牧草を食べて牧草を出してるだけなのでそれもそうですよね笑
ですが、おしっこは放置すると臭いますので、あっちこっちでしないようにトイレのしつけと掃除はこまめにする必要があります。

脱線しちゃいますが、うさぎはきれい好きでよく顔を手で洗います。
あと手をバババっと震わせてから手をペロペロ舐めたります。
「野生の中では手が泥などで汚れているから、それを振り払う時の仕草が本能として残っているのではないか」

という意見をよく耳にしますね。

そして、騒音とかの問題ですがこれは心配する必要はないですね。
うさぎには声帯がないので、鳴くことはできません。
嬉しくなって興奮している時には鼻をブーブーと鳴らしたりすることがありますがこれも小さな音です。

うさぎと生活していると聞こえてくる音

  • 草を食べる音
  • 地面を掘るような音
  • 足ダンと呼ばれる不機嫌な時にする足踏み
  • ケージ内を動き回る

これくらいです。

近所迷惑になるような音を出すことは全くありません!

うさぎを飼う時に必要なもの【最低限はケージ、給水器、トイレ、エサ入れ、フィーダー(牧草入れ)】

うさぎを飼う時に必要なもの【最低限はケージ、給水器、トイレ、エサ入れ、フィーダー(牧草入れ)】

僕の子のケージレイアウトです。

うさぎの家になるケージ選びは大切

ケージはこれからうさぎのお家になるので、安心して過ごすことのできるものを選ぶことが大事です。

飼ううさぎの種類によって大人になったときのサイズが異なりますので、それを見越してケージを選ぶといいかもしれないですね。
とはいえ、ケージにもいろいろ種類があるので初めての方はどれを選べばいいかわからないと思いますので、まずは店員さんに聞いてみるのがベストですね。

※ちなみに僕の子はネザーランドドワーフで、あまり大きい品種のうさぎではないのでそこまで大きなケージではないです。

トレイは引き出し式のもので、床材はプラスチックタイプを選んでいます。
理由として、うさぎの足の負担が少ないこととケージの掃除がしやすいからですね。

床材には、金網タイプや木のタイプもありますが個人的にはプラスチックタイプをオススメします。

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給水器はボトルタイプがオススメ

うさぎにお水をあげる方法はケージに取り付けるボトルタイプとお皿に入れてあげる2つの選択肢があると思いますが、ボトルタイプの給水器にしましょう。
お皿に入れてしまうと衛生的に問題があるのでボトルタイプがベストです。
そして、毎日お水は入れ替えてあげましょう!

トイレは金網タイプがオススメ

トイレは金網タイプがオススメ

うちのうさぎのトイレはプラスチックの容器に金網をはめるタイプです。

うさぎのトイレはもちろん大事です。
設置するときはペットショップにいた時と同じ場所に置いておくとトイレを早く覚えると店員さんから聞きましたので、レイアウトに悩んだらその方がいいかもしれません。

うさぎはトイレもかじったり、移動させたりするので固定できるタイプがいいと思います。

そして、トイレに関しては個人的に色々と試してきましたが金網タイプのものがいいです。
うんちが下に落ちやすく、掃除もしやすいので衛生的にもいいです。

逆に、プラスチックタイプのものだと細かなキズに染み込んでしまうので、臭いが取れにくくなります。

餌入れは陶器タイプがベスト

うさぎのエサのペレットを入れる容器も必要です。
プラスチック製と陶器のものがありますが、個人的には陶器のものをオススメします。
プラスチックのものだとかじられてしまうとすぐに壊れてしまうことと、うさぎがトイレと同様に移動しようとするので耐久性に難があると心配ですね。

一方で、陶器のものは耐久性はもちろん洗うことも簡単なので衛生的にいいです。

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フィーダー(牧草入れ)

牧草(チモシー)を入れるための容器です。ボックスのタイプやボールタイプのものなどバラエティに富んでいるアイテムが多いので、うさぎが好むものを選ぶといいかもしれないですね。

僕の子は散らかしちゃうのでボックスタイプで牧草を挟んであげるタイプのものにしています。
ガッチリと挟まれているので、きちんと歯使わないといけないので、うさぎの歯の病気の「不正咬合」予防に役立っていると思います。

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  • ケージはうさぎに適したサイズのものを選ぶといい
  • 給水器はボトルタイプが衛生的に良い
  • トイレは金網タイプが掃除もしやすくオススメ
  • エサ入れは陶器のものがオススメ
  • フィーダー(牧草入れ)はうさぎのお好みの物を選べばOK!

便利なうさぎグッズ(ワラマット、サークルなど)

買ってみてよかったうさぎグッズもチラッと紹介しますね。
DIY?的な自分で作ったのも入るんですけど笑

散歩用サークル

DIYしたうさぎサークル

床のマットを外していますが、DIYしたサークルです。

僕が家にいない時は基本はケージの中で過ごしてもらってますが、在宅の時はずっと外に出しています。
このサークルは百均で金網と結束バンドをつかって簡単に作ったものです。
一般的にうさぎ用に販売されているようなサークルと比べると見劣りしますが、大体、500円くらいで作れちゃいますので高いお金を出してサークルを購入するよりもコスパ最強ですよ!

なにより、飼っているうさぎが満足してくれたらそれで良いと思います。

うさぎ型のワラ

うさぎ型のワラ

子供の頃はワラのおもちゃで遊ぶのが好きでした。

これは牧草でできたうさぎ型のおもちゃ?で、齧っても食べても良いうさぎのための商品ですね。
遊び道具にもなるので、うさぎさんが気に入るかわかりませんが試してみても良いかもしれませんね。

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うさぎを飼うと毎月かかる費用(飼育して4年ちょっとの平均費用)

うさぎのエサと消臭砂

毎月かかる費用

うさぎと生活はとても楽しく充実したものですが、毎月どれくらいかかるのかわからない方向けに僕の子を目安に知っていただければと思います。

買い置きなどしておくこともあるのと牧草を食べる量などは個体差があるので、ざっくりとした金額感になります。

  • ペレット(1袋1.5kg):1,500円
  • 牧草(1袋450g):500円
  • トイレ砂(7L):700円

僕の子の場合は1.5kgの大人用ペレットを大体1か月半くらいで食べ切ります。

大体1か月で3,000円もいかない計算ですね。

買う場所や選ぶエサ・トイレ砂によって価格は変わってくると思うので、これより安くなったりするかもしれません。

うさぎ(ネザーランドドワーフ)と暮らして5年目に突入!

うさぎ(ネザーランドドワーフ)と暮らして5年目に突入!

初めて家に来た時のうちの子です。ちっちゃくてかわいい!(親バカ)

今年の7月に4歳の誕生日を迎えてうさぎと暮らして5年目になります。

少し昔の話をするとうさぎを飼い始めたのは僕が大学3年生の頃でした。
手のひらくらいの大きさだったうちの子も大きな病気もなく成長してきてくれました。

さて、これからうさぎを飼いたいなという方は実際にうさぎを買うイメージができてきたのではないでしょうか。

飼った後の世話ができるのかどうかということも大事ですが、特に気になるのは実際にかかる毎月の費用ではないでしょうか。
僕の子は基本的に食費、トイレ用品の最低限のアイテムだけであれば月3,000円程度です。

しかし、動物を飼うということはそれだけではありません。
うさぎの体調がおかしいなと感じたら病院に連れて行ったりしますし、健康のためには当然定期的な健康診断が必要になります。

僕は定期的に健康診断に連れて行っていますが、およそ2,000円/回ほどかかります。

なので、毎月僕の子に実際にかかっている費用は

  • ペレット(1袋1.5kg):1,340円
  • 牧草(1袋450g):438円
  • トイレ砂(7L):661円
  • 病院代:2,000円
  • 合計:2,500~4,439円くらいになります。

また、うさぎが病気にかかってしまった場合は数万円単位でお金が必要になることもあるのできちんとうさぎのための予算を持っておくことが必要です。

うさぎの世話(トイレ掃除、エサやり)

うさぎの世話(トイレ掃除、エサやり)

毎日2回のエサとトイレ掃除が基本的な世話になります。
ぶっちゃけ毎日のうさぎの世話は難しくありません。

【デイリー】

  • エサ(朝と夜の2回)
  • トイレの掃除
  • 水の入れ替え
  • 部屋んぽ

【ウィークリー】

  • ケージの掃除

僕の場合はこのような感じになるかと思います。

エサとお水はササっと入れ替えられます。
トイレの掃除は流せるトイレ砂をそのままトイレに流してしまえば完了です。
そして、トイレの床ですが熱湯に浸して消毒を行っています。

これで大体15分ほど。

週末はケージの掃除とともにより念入りに掃除している感じですね。
ルーティーン化してしまって慣れてしまえば、すぐ終わってしまうのでうさぎの世話は難しくありません。

僕がうさぎ(ネザーランドドワーフ)を飼うのにかかった費用を公開!

最後に初期費用としてどれくらいうさぎを飼うのに時間がかかったのかを公開します。

僕がうさぎ(ネザーランドドワーフ)を飼うのにかかった費用を公開!

生体に関しては前払い金があったので価格が変わっています。

  • うさぎの赤ちゃん(ネザーランドドワーフ):26,800円
  • ケージセット(給水器、エサ入れ、牧草入れ):15,200円
  • お出かけバッグ:4,580円

【合計】46,580円
※ここにペレット、牧草(チモシー)、トイレ砂などの金額は入っていません。

うさぎの生体の価格は、うさぎの種類と年齢、ショップによって異なります。
僕の子は赤ちゃんの時に迎えました。
その時に多く生まれたこともあって価格は3万円弱くらいと純血種ですが少し安くなっていました。

上記の生体の値段はたまたま安くなっていたこともあるので、実際の初期費用はもっと高くなる可能性があります。

まとめ

初めてうさぎを飼う時の初期費用と毎月の費用のまとめ

うさぎはとても飼いやすく一人暮らしでも飼いやすいペットです。

  • ご飯はペレットと牧草(チモシー)がメイン
  • うさぎを飼う時に必要なもの
    【ケージ、給水器、トイレ、エサ入れ、フィーダー(牧草入れ)】
  • 毎月2,500~5,000円くらいかかる
  • 初期費用は5~8万ほど(生体の種類、年齢などで金額が変わる)

とてもかわいくペットとして飼いやすいうさぎではありますが、初期費用であったり毎日の世話が楽だからと簡単に購入ができるものではありません。

うさぎに限らずペットがいると外出もしづらくなります。
旅行に行くにもペットホテルを探す必要がありますし、夏は外出時もクーラーはつけっぱですし、冬も同じく暖房はつけっぱなしになります。

それでも飼いたいと思われる方は

  • 費用のこと
  • 毎日の世話のこと
  • 長期で家を空けるときの対策
  • 病気にかかったりしたときの対策

これらに対しての対応を決めてからうさぎを飼うことをオススメします。
僕は大学生の頃に飼い始めましたが飲み会などがあったときも我慢したりしてうさぎの費用を捻出していました。
うさぎを飼うのであれば、責任感をもって飼う必要があります。

もしも一人暮らしでうさぎを飼うか悩んでいる人も責任をもちさえすれば飼うことは難しくありませんよ。

それでは、【初めてうさぎを飼う方向け】初期費用と毎月の費用をご紹介でした。

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