- 出版社に強い転職サイト、転職エージェント
- 未経験でも出版社に転職できるのか
この2点について解説していきたいと思います。
出版業界の採用活動を行っていた経験をありのままに記事にしているので、興味のある方はぜひご覧ください。
本記事が出版社・マスコミへの転職を考えている人の助けになれればと思います。
もくじ
出版社に強いおすすめの転職サイト・転職エージェント3選
ぶっちゃけどこのサイトも大差はないです。
結論は大手を中心に登録して、あとは一応特化している求人サイトもついでに登録しておけばOKです。
- 広告・Web・マスコミの転職ならマスメディアンがおすすめです。
- 大手のリクナビNEXTは案件が豊富です。もちろん無料なのでこちらに登録だけでもしておきましょう。
- リクルートエージェントは少し転職が不安だなと思っている人におすすめです。
結局はマッチングが大切ということ
どんなに転職サイトが素晴らしくても、いくら転職エージェントさんがすごくても、結局は転職先の会社が微妙だったら意味がないですよね。
つまり、転職の成功のカギはマッチングの問題なので、自分で主体的に選ぶということを忘れないようにするべき。
出版社をはじめ、マスコミ業界って憧れだけで業界に飛び込む人が多いと思うけど、それはあまりよくない。
たしかにやりがいで仕事を選ぶことも大切だけど、面接で自分を偽って、媚びを売って入社して、いざ転職してみてやりたいことが違って転職失敗してしまっては元も子もないです。
繰り返しますが、転職が成功するかしないかはマッチングの問題です。
サイトの登録をしてみて、転職案件の詳細を精査して、企業の採用担当と会ってみて、面接をして実際の雰囲気を感じる、、、こういったプロセスを踏んであなた自身が判断することです。
僕自身は、WEBマーケティング会社で働いていた時に付き合っていた同業のクライアントさんから年収提示とともに引き抜きの打診をされましたが、それを断って主体的に会社を選びました。
なぜなら、僕自身のキャリアプランとマッチしなかったからです。
ポイント:企業に選ばれるのではなく、企業を選ぶことが大切です
面接と聞くとどうにか良い印象を与えることができるように頑張ろうと気合が入りますよね。確かに間違いではないのですが、これって転職に失敗することと紙一重なんですよね。
なぜなら、あなたも企業を選ぶ立場にあるからです。
あなたが受ける企業に対して明るい未来を想像していて、どうしても入りたいという気持ちになるのは当たり前なんですが、そこで自分の譲れないものを妥協してしまうと入社してから苦しむのはあなた自身なんです。
譲れないものがお金、仕事内容、勤務地などいろいろあると思いますが、自分にとって譲れないものははっきりと主張しましょう。
それでもマッチング出来たら、その会社はあなたにとっての正解になるかもしれません。
メディアに騙されるのは良くないです
出版業界と聞くと、いくつかの会社の名前が浮かんでくると思います。
でも、メディアで名前をよく聞く=ホワイト企業とは限りません。
僕の先輩は、丸ノ内線沿線の某出版社で働いていますが、完全なオーバーワークをしていました。
以前に都内で転職について相談させてもらったのですが、23時くらいで帰ろうとしたらその先輩はまさかの会社に帰りました…。
本人が納得している働き方であるのであれば僕はこういった働き方もいいとは思います。
しかし、「この企業が自分にとって正解なのか」を選ぶのはあなた次第です。しっかりと見極めましょう。
余談になります
僕の場合は、新卒で入ったWEBマーケティング会社を1年半で辞めました。
1年目は毎日深夜2時まで残業をしていましたが、これが嫌だから転職をしたわけではありません。
なぜなら、僕はスキルを身に付けたかったので、ゴリゴリと1年間は働くつもりだったからです。
つまり、自分が納得した働き方ができていたからこそ苦ではなかったということです。
よくある質問:未経験でも出版・マスコミ業界に就職できますか?
答えはイエスです。
なぜなら、僕だって未経験で出版業界に入社できているからです。
※もっと出版社の未経験転職について具体的に話が聞きたい方はお問い合わせから質問を飛ばしてくれたら答えます。
もちろん、希望するポジション、会社さんにもよりますが、僕含め、周りの友人とかも未経験での入社に成功しています。
割と出版業界やマスコミ業界って、経験者募集!と書いていても突撃してみたら案外面接してくれたりしますよ。
僕は応募資格のない出版社に「応募資格満たしてないんですけど、応募してもいいですか?」と電話しました。
そして、ES選考~面接とスイスイ進んで内定貰いました笑
結局、そこにお世話にならなかったんですが、行動してみたらどうにかなるもんですよ。
ちなみに応募資格で満たしていなかったのは年齢の部分なんですが、たった1か月満たしてなかった感じです。
普通に考えれば年齢制限を1ヵ月満たしていないだけで、選考で区別する正当な理由ありますか?ってことです。
求人には経験者優遇の求人だったりして応募資格に満たなくても、ぶっちゃけ採用担当者も明確な理由をもって設定している場合って多くないです。
人間は”論理”じゃなく”感情”で動きます。
「これだ!」という企業を見つけたら、自分のスキルが足りなかったとしても、行動してみるのがオススメです。
だれもが最初は未経験です。
心配いりません。何事もこれから学べばいいだけです。
なので、まずは応募してみることをおすすめします。
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- リクルートエージェントは少し転職が不安だなと思っている人におすすめです。
出版社に転職する前に知っておくべき事【副業のススメ】
転職前に考えることは以下の通りです。
辞めた後のことを考える
「これから転職だーって時に、なんで辞めた後のこと?」って思うことですが、大切なことです。
出版社に転職しても「人生は安定しない」理由
出版社に入っても人生は安定しません。というより、現代においてどこの業界に入ったとしても安定している業界を探すことは難しいです。
なぜなら銀行だって不安定で先行きが読めない時代なので、もともと出版社が落ち目とはいえ、どこの業界だって同じなんですよね。
遅えよw pic.twitter.com/EhcvpnHaWb
— 田端信太郎 @田端大学塾長である! (@tabbata) 2018年1月15日
言うまでもないですが、日本の代表的なメーカーだって業績が悪いです。
東芝、SHARPのニュースを見ても明らかですよね。
どこの業界に入ったって安定なんてしませんし、考えるだけムダです。
考えるべきは、手に職を持つということでして、このことは少し後で深堀しますね。
本質:会社は個人を守ってくれません
【昭文社、希望退職80人募集 地図の販売低迷で】昭文社は、希望退職者を募集すると発表。地図などの販売低迷で主力の出版事業の業績が悪化しているため、リストラで経営の立て直しを図ります。対象は45歳以上の従業員で、募集人数は80人程度。https://t.co/eLIS9vXgEd
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) 2018年12月13日
残念なことに会社はあなたのことを守ってくれません。
理由なしにあなたを守ってくれる存在は、家族か親しい友人くらいしかいません。
なので、「会社=終身雇用」みたいな価値観で生きていると会社の業績悪化して退職したときに「会社に裏切られた」という考えになってしまいます。
会社が定年まで守ってくれるという日本の労働環境は崩れてしまっているので、さっさとその価値観は捨てましょう。
昭文社の希望退職の件ですが、45歳以上で転職ってなかなか難しいと思います。。会社に依存し続けていきなりリストラということになるとキツイですよ。。。
なおさら、斜陽産業の出版社に転職を考えている人はやりがいで仕事を選ぶ人が多いと思いますが、いつリストラされるか不安を抱えて生きていくのって正直シンドイですよ。。。
将来も好きなことを仕事にしたいのなら個人で稼ぐ力をつけましょう。
つまり、今の時代は個人で稼ぐ力を身につけてリスク分散をすべき。
稼げるようになったら、「辞める」か「とりあえず働き続ける」を考えればOKです。会社に奉仕しても幸せになれないので、仕事をしつつ自分で稼ぐ力を身につけましょう。
個人で稼ぐなら、手に職を持つべき話
自分で稼ぐためには手に職を持っておくといいです。
その典型がクリエイティブ職ですが、例えば、出版社の編集者なら文章を少なからず書くことができるはずで、仕事という建前でいろいろな人と会うことができたり、いろいろな企画を考えて個人で発信をすることができるはず。
つまり、企画・ライティングのスキルを出版社で身に着けて個人でクラウドソーシングサービスから案件を受注すればOKということですね。
僕の場合はWEBマーケティングのスキルをそのまま個人で展開しています。
仕事の業務をそのまま個人で行うだけでいいので将来の安定にも繋がりますし、会社+個人という感じで収入源の分散もできるのでリスクヘッジになりますね。
他にもいろいろな副業の方法がありまして、いまってTwitterやInstagramとかいろんなSNSサイトがあるので、ブログ運営→アフィリエイトとかでもいいと思います。
僕の友人にはWEBマーケティング会社でマーケターとして働いていて、個人でブログを開設してアフィリエイトを始めた結果、収益が生まれ始めたので会社を辞めた人もいますね。
個人で稼ぐことは簡単ではないですが、スキルをそのまま会社を通さずに横展開していて、素晴らしいと思います。
ブログでのアフィリエイト
ちなみに僕の友人はアフィリエイトの商材は精力剤を扱っていて、月に100万稼いで辞めてました笑
ちゃんとお金を稼げるようになった→会社を辞めるのプロセスを踏んでいるのですごいと思います。
むしろWEB業界って独立しやすいので僕みたいにスキルだけ盗んで転職ってパターンも多いです。
ちなみに未経験でのWEBマーケティング業界への転職は難しくないです。
新卒カードを持っていない完全別業界の転職組でもWEBマーケティング転職は簡単なので、手に職をつけるという意味での就職はかなりアリです。
詳しくは【マジ】未経験でWEBマーケティング業界への転職と会社選びのコツで解説しています。
どういったキャリアプランを歩むかを考えるというのは大切ですからね。
まずは行動→動きつつ考えるのススメ
何事もそうですが、まずは動いてみないと何も変わらないことはわかるはずです。
じゃあ、本記事で紹介した転職サイトや転職エージェントを使うタイミングはいつか?
その答えは、会社を辞める前であり、今すぐ行動が一番の正解です。
よくある話ですが「会社を辞めてから転職しよう」って人がいますが、一度会社を辞めると収入が0円になります。じゃあ、その状態で余裕をもって転職活動ができるかというと難しいです。
なぜなら、僕は会社を辞めてから転職活動を行ったクチだからです。
4か月間フリーターをしてじっくりと吟味しつつ転職活動を行ってましたが、不安は常に付きまとっていました。。。
幸いにもWEBマーケティングのスキルを持っていたこともあったので、求人に困ることはなかったのですが、どうしても収入がなくなるというのは心の不安定に繋がります。
もうここでいいかな、、、とか妥協してしまいそうになったこともありました。
なので、お金がない=心の余裕がないという状況に繋がるので、仕事をしつつの転職活動は少しキツイかもしれませんが、歯を食いしばってみることも大切です。
より良い転職を実現するためにも、ここは頑張りましょう。
大丈夫です。求人サイトに登録するだけでも行動の第一歩です。
考えているだけの人とあなたの未来は少しづつ差が生まれてきます。
まずは行動→そして、動きつつ考えましょう。
転職サイト・転職エージェントに一度登録してしまえば、あとはメールを確認しつつ、興味ある案件に応募するだけです。どのサイトも登録は5分程度で終わりますので、是非この機会に行動してみましょう。
- 広告・Web・マスコミの転職ならマスメディアンがおすすめです。
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- リクルートエージェントは少し転職が不安だなと思っている人におすすめです。
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